
こんにちは、けいみるるです。
今回は、マグカップの作り方・削り方についてです。
マグカップのイメージイラスト図

マグカップにも種類はたくさんあります。
実際に成形したマグカップ

取っ手を成形の時には、一緒に作っています。
乾燥が同じだと、本体と変わらない硬さになるからです。
取っ手が柔らかいとつけづらいことと、乾燥が違うので割れてしまうからです。
削りと取っ手をつける
マグカップ・1

マグカップ・2

高台・1

高台・2

2種類のマグカップの削りと取っ手をつけました。

マグカップの作り方・削り方を書いていきます。
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マグカップの作るポイントは
マグカップとは、取っ手の付いた筒型の、大きなコップのことをいいます。
持ち手は大きめのものになります。
持った時に持ち手が小さいと、持ちづらいからです。
コーヒーカップとは別物になります。
マグカップの作り方は
電動ろくろ
成形のやり方は、器の作り方・成形とはを御覧ください。
※水をはった容器(大きめ)・スポンジ・なめし皮・切り糸・弓・木コテ・作品を置く板・粘土・濡らしタオルです。
マグカップの作り方の手順
①玉取りをしたら両手で包み込みます。
②そして親指で中心に穴をあけていきます。
③穴を開け底についたら、横に更に広げていきます。
④利き手の人差し指と中指を中の底に置きます。
⑤外側には方片方のてを添えます。
⑥底から横に、粘土をあげていきます。
⑦両手で一緒に動かします。
⑧そうしないとズレてしまい粘土の厚さが変わってしまします。
⑨更に上げる時、底に手が入らなくなったら木コテを使います。
⑩細長くて厚みがあり手に持ちやすい木コテです。
⑪中心からコテを置いて、横に粘土を伸ばしながら外側は手を置いています。
⑫腰から縁まで上にあげていきます。
⑬形ができたら、木コテで中にできた手跡を消していきます。
⑭縁をなめし皮で整えます。
⑮底取りは削りに時間をかけないために少なめにしました。
⑯切り糸で底を切ります。
作品を板にのせます。
取っ手を作る
①マグカップなので、取っ手を作ります。
②粘土を細長く大きめに取ります。
③なめし皮で水を濡らして、まっすぐに整えます。
④乾いた時にヒビが割れることも想定して、もう一つ取ってを作っておきます。
⑤取っ手の形に丸くします。
このままの形で乾かします。
マグカップの作り方の完成です。
マグカップの削り方は
自然乾燥します。
削りの準備をします。
削りについては、器の削りてどうやるのを御覧ください。
水の張った容器(小さめ)・スポンジ・濡らしたタオル・固定用粘土・削り用の掻きベラ・印・作品を置く板です。
マグカップの削り方の手順
①マグカップにあうシッタを使います。
*ない場合は使わないでも削りはできます。
②シッタを使う時には中心を合せて、固定しての工程があります。
*シッタを使わないときには作品を中心に合せて、3ヶ所に固定用粘土でしっかり固定します。
③底を決めて削ります。
④高台は作りませんので、中の部分を厚みを考えて削ります。
⑤高台のない碁笥底高台にします。
⑥腰から淵の部分まで削ります。
⑦持った時に重さがあれば更に削ります。
⑧削りがある程度できたらスポンジで削り跡を消します。
⑨底の周辺に陶印を押します。
取っ手の付け方
①取っ手を付ける場所を決めます。
②決まったら、取っ手をつけていきます。
③付ける部分にとんがった棒などでキズをつけます。
④粘土を水で溶いてドロドロにします。
*接着剤の替わりになります。
⑧木ベラを使いマグカップの本体に、ギザギザを作った場所に、泥にした粘土を本体と取っ手に2ヶ所に付けます。
⑨上と下に2ヶ所に取っ手をつけます。
⑩付けながら数分押さえつけていきます。
⑪先の丸い木ベラでしっかり固定します。
⑫はずれないように押さえつけます。
これで削りは終わりです。
使わなかった予備で作った取っては、粘土に戻します。
水につければすぐに戻ります。
更に自然乾燥させて、水気を飛ばして素焼きにしていきます。
以上が、マグカップの削り方の完成です。
まとめ
マグカップはコーヒーカップとは少し大きめのものです。
湯呑の大きさより肝と大きめにしたものに、取っ手を付けます。
取っ手をつけるときには、焼いた時に取れないようにしっかり付けていきます。
ここが難しいところですね。
自分だけのマグカップを作ってみてはいかがでしょうか?
マグカップの作る・削るときの、参考になれば嬉しいです。
最後までみていただきありがとうございます。
次回は、マグカップの釉薬掛けです。
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