陶器のティーポットの釉薬掛けは

陶芸の日常(81)

こんにちは、けいみるるです。

 今回は、陶器のティーポットの釉薬掛けはについてです。

 削りから素焼きになってきました。

  陶器のティーポット素焼き

 蓋付きのティーポット

蓋なしのティーポット

 陶器のティーポットの釉薬掛け

 蓋付きティーポット

黒天目釉のみ

蓋なしティーポット

わら白白濁釉+そば釉

2重掛けをしています。

いつもと違う掛け方になりました。

 

陶器のティーポットの釉薬掛けについて書いていきます。

ティーポットの素焼き

 ①素焼きの器は、削り跡などがあるのでヤスリ掛けして整えます。

 ②全体をヤスリで掛けています。

 ③取手の部分は慎重にヤスリを掛けました。

 

 ④手が取れてしまう可能性があるからです。

 ⑤注ぎ口はしっかりついていましたので、軽くヤスリ掛けしました。

 ⑥ヤスリ掛けが出来たら、スポンジで全体を拭き取ります。

撥水剤を塗る 

手ろくろの中心に逆さにして置いて、高台に撥水剤を塗ります。

①蓋なしでは、手ろくろをゆっくり回しながら高台と陶印の場所にに塗ります。

②蓋ありでは、高台と陶印と口元に撥水剤を塗ります。

③蓋の置く部分にも撥水剤を塗ります。

④なぜなら、本体の口元と蓋の置く部分は釉薬がつかないようにしないと、焼いて溶けたときにくっいてしまうからです。

 撥水剤をつけたら次は釉薬掛けです。

ティーポットに釉薬を掛ける

 ①蓋付きのティーポットは、釉薬を1種類にしました。

 釉薬:黒天目釉

 蓋は、ハサミで挟んで掛けました。

 本体も、違うハサミで挟み込んで掛けました。

 

 ②蓋なしのティーポットは、釉薬を2種類掛けました。

 釉薬:わら白白濁釉+そば釉

 1種類目のわら白白濁釉は、ハサミで挟み込んで掛けました。

 2種類目のそば釉は、違うハサミで挟んで掛けました。

 

 どちらも、ハサミの種類が多数あるので使い分けています。

 

 2種類掛けたら、整えていきます。

 蓋付きのティーポットの注ぎ口の穴に掛かった釉薬を、細い棒でほじくり出します。

 ふさがったままだと、焼き上がって使うときに、お湯がでてこないからです。

 

 底の部分は、釉薬がついているのでスポンジで拭き取ります。

 これを本焼きにします。

 

以上が、陶器のティーポットの釉薬掛けはでした。

まとめ

 陶器のティーポットの釉薬掛けを書きました。

 注ぎ口と取っ手に気をつけながら、釉薬を掛けました。

 ぶつけると、取れてしまう恐れがあるからです。

 どのように焼き上がるのかですね。

 ティーポットの釉薬がけの参考になれば嬉しいです。

 

 最後まで見ていただきありがとうございます。

 次回は、陶器のティーポットの完成です。

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