こんにちは、けいみるるです。
今回はコーヒーカップ・ティーカップの作り方についてです。
ティーカップ
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コーヒーカップ
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取っ手をつけるイラスト図
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本体と取っ手を作ります。
コーヒーカップの作り方のポイント
コーヒーカップには取っ手がついています。
成形のときには、本体と取っ手を別につくります。
一緒に作っておくと、削りの時に同じ硬さになっています。
コーヒーカップ・ティーカップの取っ手の作り方を書いていきます。
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コーヒーカップの取っ手は
予備で2個つくておきます。
※カップに合わせながら切っていくと、いつの間にか小さくなってしまったりして、使えなくなりますので、その時には予備が必要になるからです。
コーヒーカップの歴史は
コーヒーカップといわれるように、コーヒーを飲むためのコップです。
コーヒーを飲む文化が最初に発展したのは、イスラム圏です。
初期には取っ手がないものでした。
なぜ取っ手が付けられたのかは未だに、解明されていません。
17世紀の始めに欧州にコーヒー文化が伝わりました。
この頃にはまだ磁器を焼く技術はありませんでした。
18世紀にドイツで名品である「マイセン」が、初めて欧州で焼かれました。
取っ手がついたのはこの頃です。
コーヒーカップには種類がたくさんあります。
コーヒーも種類は多数あります。
自分の好みのコーヒーに自分で作ったコーヒーカップ、これで飲んだら最高ですね。
コーヒーカップ・ティーカップの作り方
電動ろくろ
*成形のやり方は、器の作り方・成形とはを御覧ください。
水を張った容器(大きめ)・スポンジ・なめし皮・切り糸・弓・作品を乗せる板・粘土・濡らしたタオルです。
コーヒーカップ・ティーカップの作り方の手順
①玉取りをします。
②中心に親指で穴をあけます。
③底を決めて横に伸ばします。
④そのまま上に引き上げます。
⑤中心に人差し指と中指をいれます。
⑥中心から横に伸ばします。
⑦そのまま更に上にあげ伸ばします。
⑧マグカップの半分の大きさですので、150〜200cc位の大きさです。
⑨縁の形はお好みです。
⑩上げ下げの時には、粘土が均等になるように気をつけます。
⑪口縁の部分が均等でなくなったときには、弓で切ります。
⑫幅や大きさを決めたら、木コテで中を整えます。
⑬もう片方の手で外側を添えて、広がりを抑えます。
⑭縁の部分をなめし皮で整えます。
⑮内側の底の部分に気をつけて、高台の部分を切り離す所を決めます。
⑯切り糸で切り離します。
⑰人差し指、中指の指先で作品を持ち上げます。
⑱作品を板にのせます。
取っ手の作り方
①次に取っ手の部分を作ります。
②粘土を紐状に伸ばしていきます。
③均等になるように細長くします。
④コーヒーカップの取っ手の大きさに、弓で切り離します。
⑤お好みの長さに作ります。
⑥整えたら最後に好みの形の輪っかにします。
⑦指が二本入るくらいの長さがいいです。
⑧丸めたまま乾燥させます。
⑨コーヒーカップと同じくらいの固さに乾燥させます。
以上が、コーヒーカップ・ティーカップの成形の完成です。
自然乾燥にします。
ちょうどいい固さになったら削りをします。
コーヒーカップ・ティーカップの削り方は
削り方については、器の削りはどうやるのを御覧ください。
*水のいれた容器(小さめ)・スポンジ・濡らしたタオル・削り用の掻きベラ・印・固定用の粘土です。
コーヒーカップ・ティーカップの削り方の手順
①ろくろにのせて中心を合せます。
②中心に合ったら下の部分に固定用の粘土を付けます。
③固定ができたら、削りにはいります。
④器の底を決めて、薄さを考えながら底を平らに削ります。
⑤底が決まったら、腰の部分から縁まで削ります。
⑥厚みがある時は薄くなるまで削ります。
⑦そこまで厚くなければ、適量に削ります。
⑧高台を作ります。
⑨コップにあった幅と高さにします。
⑩削りが出来たら、次は取っ手をつけます。
取っ手の付け方
⑪付けたい部分に、上と下をヘラで削ります。
⑫そこにドベ(ドロドロの粘土)で、取っ手を付けます。
⑬付けたら取れないように、しっかりとした細い棒などで、なで付けていきます。
⑭付けた直後は、取っ手を持たないようにします。
⑮外れてしまいますので完全に乾いてから、取れないかの確認をします。
*取っ手の付け方は、次回でも詳しく書いています。
以上が、コーヒーカップ・ティーカップの削り方でした。
まとめ
これが成形と削りの基本の作り方です。
ポイントは、取っ手の部分です。
しっかり固定しないと焼いた時に、取れてしまいます。
固定のときには十分に注意が必要ですね。
自分の作ったコーヒーカップ・ティーカップで、癒やしのひとときを楽しんでみてはいかがですか?
コーヒカップ・ティーカップを作るときの参考になれば嬉しいです。
最後までみていただきありがとうがざいます。
次回は、コーヒーカップ・ティーカップの取っ手の付け方です。
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