植木鉢の削り方

陶芸の日常(77)

 こんにちは、けいみるるです。

 今回は、植木鉢の削り方についてです。

 

ポンスのイラスト図

*植木鉢の底をあけるのにはポンスがおすすめです。

イラストは一部ですが、形や大きさ多数あります。

ポンスとは

 作品に穴を開けるための道具です。

 茶こし穴・装飾用・植木鉢などの底の部分に穴をあけるためのものです。

 

削りのイラスト絵

削り方を半分に割ってみた感じを描いてみました。

植木鉢なので、厚みがあってもいいと思います。

 

*この写真が見本です。

ポンスで中心に穴をあけました。 

 植木鉢の削り方を書いていきます。

アフィリエイト広告を利用しています。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

[陶芸 道具] ポンス 10本組
価格:1,162円(税込、送料別) (2025/2/20時点)


 

植木鉢の削りのポイント

・削りの最後に水はけ良くするために、底に穴をあけます。

・開けるには穴あけ用の道具があります。

・それが陶芸用のポンスという道具を使います。

・ポンスは大・中・少があります。

・器の作品の大きさによって使い分けます。

・水が流れるようにするために2ヶ所、高台に切れ込みを入れます。

・植木鉢なので重さが合っても大丈夫です。

 それでは削っていきます。

 植木鉢は作ったことがなくて、初挑戦しました。

 

植木鉢削り方は 

※削れるくらいに乾燥しますが何日か経ってしまうと固くなりすぎているので、濡らしたタオルに少しまいておくと、削りやすい柔らかさになります。

 

 準備するものは、水をいれる容器(小さめ)・スポンジです。

 削り方は、器の削りはどうやるのを御覧ください。

 

 水は乾燥しないように、固定する粘土にかけたり、ロクロに水をつけて作品に固定するのに使いますので、大きいものでなくても小さめのものでいいですね。

 

 最後に削った後にスポンジで、全体をきれいに拭きます。

 

 あとは、削りの掻きベラを用意します。

 

 今回は底に穴をあけますので、丸くて鉄の筒状の、穴を開ける道具があるので、

それも準備します。

 

 この丸い穴開けの道具のことを、ポンスといいます。

 

 今回は、シッタは使わず、ロクロに直接置いています。

 

植木鉢の削り方の手順

①ロクロを回して、中心に合せていきます。

②中心が合いましたら、固定用粘土で紐状にして3ヶ所に止めていきます。 

③ロクロの回転を早めながらまず底を削っていきます。

 

④底が決まったら、腰〜口縁まで削っていきます。

*植木鉢は多少重くても大丈夫です。

⑤高台を決めて削ります。

 

⑥次は、底の真ん中に穴をあけます。

※筒状の丸い穴あけ用の道具を使います。

※イラスト絵図にある、ポンスという穴の空いた細長い棒です。

⑦しっかりと、穴の周りを押し付けておきます。

 

⑧素焼きの時に割れないように押し付けておきます。

⑨高台の所を、2ヶ所に切り込みを入れます。

※水を上げた時に、底に水がたまらないよう水の通り道を作ります。

 

⑩切り込みを入れた所も、押し付けておきます。

⑪高温で焼きますのでひび割れを起こさないように抑えに使う道具には、先の丸い長めの楊枝を使うといいですよ。

 

⑫仕上げに、スポンジで全体を整えます。

⑬削りの後などを、きれいにします。

  

⑭高台の近くに、自分のものだとわかるように陶印を押します。

*固くなってしまったときは、陶印を押しづらいのでスポンジで湿らせると押せます。

以上が、植木鉢の削りの完成です。

 


まとめ

 植木鉢の高台部分の底を、中心に穴を開けます。

 ポンスという道具を使います。

 穴をきれいに開けるには、とても便利です。

 

 高台の2ヶ所はどこでもいいですので、切り落とします。

 水はけができれば大丈夫です。

 これが植木鉢のポイントです。

 

 これを、素焼きをします。

 次は絵付をして釉薬を掛けていきます。

 植木鉢ですが、無地ではなくて絵を描きます。

 割れないか心配でもありますが、どんな植木鉢にあるのかドキドキです。

 参考になれば嬉しいです。

 

 最後まで見ていただきありがとうございます。

にほんブログ村 美術ブログ 陶芸へ
にほんブログ村

 次回は、植木鉢の絵付・釉薬です

 アフィリエイト広告を利用しています

 

  

  

  

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました