こんにちは、けいみるるです。
今回はそばセットの作り方についてです。
そばを食べるときにつかう器です。
そば猪口
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そば徳利
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薬味小皿
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そば皿
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そばに使う器です。
そば猪口・そば徳利・薬味小皿・お皿の順に作ります。
そばセットの作り方を書いていきます。
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そばセットの器を作るポイントは
そば猪口
・口縁(口元)に向かって、直線的に広がる形をしています。
そば徳利
・そば徳利は酒器の半分の大きさです。
・胴から腰を柄コテを使って膨らませます。
・首から両手を使ってすぼめていきます。
・酒器の徳利よりも、口縁は広めです。
・腰のあたりにくぼみをつけます。
薬味小皿
・中心から外側に広げていきます。
・小さい小皿でも、下に落ち込まないように外側を支えます。
・小皿は、木コテを使わくても大丈夫です。
そば皿
・そばを盛り付けるので、中皿くらいの大きさに広げていきます。
・大きいお皿ですので、下に落ち込まないように、外側も支えながら伸ばします。
・手のひらサイズの丸みのある木コテで整えます。
そばの食器の歴史は
江戸時代からそば文化か出来ました。
昔は「ちょこ」「ちょく」と呼ばれ、そばが付いてそば猪口になりました。
元々は小鉢でした。
そば徳利も江戸時代から始まり、初めはそばつゆではなく、お酢や醤油入れにも使われていました。
そば皿は、ざるそばを盛り付ける器です。
屋台で出すときに持ち運びが便利な手塩皿にそばを持ったことに始まりました。
薬味小皿は、ネギやミョウガなどを入れる容器です。
そばには容器も含めて、200年以上の歴史があります。
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そばセットの器の作り方は
電動ろくろ
成形については器の作り方・成形とはを御覧ください。
そばセットの作り方の手順
1️⃣好みの大きさに玉取りします。
2️⃣中心を親指で穴を開けていきます。
3️⃣そのまま更に広げ、上に引き上げます。
4️⃣そば猪口の高さに引き上げます。
5️⃣口元は少し広げました。
6️⃣形をととのえるため、細長い木コテを使いました。
*少し丸味を付けています。
7️⃣高台を作らないのでいつもよりは少なめに粘土をとります。
8️⃣切り離して持ち上げたときに、ゆがまない程度の粘土を残します。
9️⃣切り糸で切り離します。
1️⃣首から口縁を少しずつ、すぼめていきます。
2️⃣お酒の徳利と違い、胴体の部分1か所に、指の跡のくぼみを付けました。
3️⃣胴体をふくらませる時には、柄コテを使います。
4️⃣細長い先の丸い手が届かない用の、柄コテを使いました。
1️⃣小さい小皿なので簡単に作れました。
2️⃣手跡を木コテで消しました。
3️⃣刻んだネギやミョウガなどをいれるお皿です。
*手の平サイズのコテを使いました。
*コテを使わなくてもできます。
1️⃣お皿の難しいところは、下に落ちこんでしまうことです。
2️⃣中心から横の粘土を伸ばすときには、同時に外側の手を添えて動かします。
3️⃣こちらも手の平サイズの木コテをつかいました。
4️⃣好みの大きさにできたら、なめし皮で口元を整えます。
5️⃣底を決めて、切り糸で切ってろくろから外します。
以上が、そばセットの作り方でした。
まとめ
それぞれの成形では、コテを使って作りました。
器によってコテを使い分けています。
小皿はコテは使いませんでした。
これも練習していくとコテが使えるようになります。
コテはとても使えるようになると便利です。
そば猪口には沢山の絵柄や形もあって、集めたくなりますし見ていても楽しいですよね。
陶芸をやっているとあれも作りたい、これも作りたいと常に考えるようになりました。
のど越しもよく沢山食べられますね。
そばだけではなくても、使い方は他にもあります。
うどんやそうめんに使えますよ。
参考になれば嬉しいです。
削りが出来るくらいに、自然乾燥します。
作り方は各そば猪口・そば徳利・薬味小皿・そば皿の基本編を御覧ください。
次回はそばセットの削り方です。
最後まで見ていただきありがとうございます。
次回は、そばセットの削り方です。
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