こんにちは、けいみるるです。
今回は、新庄東山焼とは何についてです。
新庄東山焼
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とても、きれいな青色ですね。
新庄東山焼とは、「出羽の雪のかげり」と呼ばれる味わいのある鮮やかな青い色が特徴です。
*東北地方
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山形県新庄市です。
イラスト図にははいっていませんが、山形県にあります。
緑豊かな山に囲まれています。
山形県の北東部、最上地域の中心に位置しています。
新庄東山焼とは何について書いていきます。
新庄東山焼の見るポイントは
出羽の雪のかげりと呼ばれていて、鮮やかな青い色のなまこ釉が特徴です。
原料は現在も敷地内から採取されています。
よく焼き締まる特性があります。
丈夫で割れにくく、使うほど風合いが増す陶器として珍重されています。
山形県新庄市で焼かれています。
新庄東山焼の歴史は
天保12年に新庄藩主の瓦師として招かれ、涌井弥兵衛が新庄戸沢藩御用窯として、設立したのが始まりとされています。
歴史は古く、170年前にさかのぼります。
170年以上途切れることなく受け継がれています。
初代の涌井弥兵衛は、陶土を使った製陶を使う傍ら、砕いた石を使う磁器の制作もしていました。
集落の地質は厚い粘土層で覆われています。
民藝運動の創始者柳宗悦(やなぎむねよし)に、日本中のものでもっとも美しいでせうかと、いわしめた逸品です。
新庄東山焼の特徴・魅力は
特色はなまこ釉の6〜7種類の青色です。
出羽の雪のかげりとよばれる鮮やかな青い色です。
原料は現在でも敷地内で採取されています。
仕上がりは、丈夫で割れにくいという特性があります。
日常的に使う食器や花器など色々なものが作られています。
登窯を使って焼かれています。
なまこ釉の他にも、そば釉・白釉・みどり釉・油滴天目(ゆてきてんもく)など、家伝の釉薬と新しい手法を使っています。
なまこ釉の他
なまこ釉:青い色
そば釉:茶色
みどり釉:緑から深緑まで色々な色合いがでます。
油滴天目:黒色に油滴が飛び散ったような細かい模様で、銀色の模様も入っています。
新庄東山焼の今は
地元の方以外にはあまりしられていないようですが、広めるための活動をされています。
出羽のゆきがけや日本で一番美しいと、いわれる土鍋などがあります。
初代から現在まで、一度も途切れることなく受け続いています。
まとめ
江戸時代から続く新庄の伝統工芸です。
出羽の雪かげりといわれた、青い色のなまこ釉が特徴です。
登窯で焼かれています。
よく焼き締まる性質があり、丈夫で割れにくいという特性があります。
日用雑器からインテリアなど、様々な作品を生み出しています。
最後まで見ていただきありがとうございます。
次回は、堤焼とは何です。
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