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こんにちは、けいみるるです。
今回は、美濃焼とは何についてです。
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淡黄色の肌が特徴です。
美濃焼とは、桃山時代を代表する焼物の一つです。
色々な種類があります。
織部・志野・黄瀬戸・瀬戸黒の4種類が、美濃焼の代表的なものです。
伝統工芸品に指定されています。
*東海地方
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岐阜県東濃地方です。
土岐市・多治見市・瑞浪・可児市・笠原市にまたがる地域で制作されています。
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今、使って作っている粘土は美濃です。
私的に、この粘土が使いやすいです。
美濃焼とは何について書いていきます。
美濃焼の見るポイントは
須恵器の製造が美濃に伝わります。
桃山時代を代表する焼物です。
志野・織部・黄瀬戸・瀬戸黒などが作られました。
特徴がないといわれる美濃焼です。
固定された見た目や質感がないことや、作品によってデザインは大きく異なることから、特徴がないといわれています。
美濃焼は
岐阜県の多治見市、土岐市、可児市、瑞浪市、笠原市と東濃地方と、呼ばれるところに美濃焼はあります。
美濃焼には、黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部の4つの様式があります。
陶器も磁器もあり、全国に流通している洋食器のほぼ半分が、作られていました。
美濃焼の歴史は
美濃焼の歴史は古くて、1400年以上の歴史があります。
5世紀頃に朝鮮半島から須恵器の製法とともにろくろと穴窯が、日本に伝えられたといわれています。
7世紀頃には愛知県の猿投窯、各務原を中心とした須恵器窯郡を経て須恵器の製造が、美濃焼にも伝わりました。
平安時代には灰釉陶器が、鎌倉時代には古瀬戸系の陶器が焼かれていました。
そこに瀬戸から陶工が移り住みました。
江戸時代初期には、牟田洞(むたぼら)窯下、元屋敷などの諸窯で焼かれていました。
明治時代では、他産地との競合によって生産別分業制度が発展します。
これにより、低コストでの製陶が可能となりました。
昭和初期では、高級品需要が増えて、さらなる機械化によって技術も向上していきます。
現在では、日本一の生産量となりました。
和食器の全国生産60%以上を生産する陶磁器となりました。
美濃焼の特徴は
「特徴がない」といわれています。
そのため、新しい変化も取り入れることをいといません。
黄釉の地に鉄や緑色の胆礬(たんばん)で、加飾した黄瀬戸があります。
プツプツと柚子のような味わいの白い肌になります。
ほんのり緋色を見せる志野焼があります。
白化粧の地に鉄で文様を描いて、濃緑色の銅釉をかけ分けた織部焼があります。
州浜形や、鉤形、沓形なの斬新な形も生まれています。
名陶は長い間、瀬戸で焼かれていたといわれています。
この定説を覆したのは、人間国宝になった荒川豊藏です。
昭和5年に大萱(おおがや)の牟田洞古窯で、筍の絵のついた志野の陶片を発見したことです。
美濃焼は、様々な様式の器が生まれていて、基本とされるのが、黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部の4様式です。
美濃焼の4様式
黄瀬戸:淡黄色の肌が特徴です。
瀬戸黒:
鉄釉をかけて1200度前後の窯で焼成して引き出したとき、急冷させると表面に深い黒が現れます。
志野:細やかな貫入と、ほんのり赤みを、おびた白い肌をしています。
織部:ゆがみを良しとする大胆な形と、鉄絵による意匠や鮮やかな緑色をしています。
生産地、集散地、商業地として美濃焼の中心地は多治見市です。
土岐市には、本屋敷の窯跡があります。
県道に行けば可児市との境に美濃陶芸村があって可児市には、大萱・弥七田などの古窯があります。
美濃焼の粘土
3種類の粘土の原料
・蛙目粘土(がいろめねんど):濡れると珪石粒がカエルの目に見えること。
・木節粘土(きぶしねんど):蛙目よりも細かい、珪化木や木っ端を含むこと。
・藻珪(そうけい)・砂婆(さば):
長石:珪石=5.5を成分とする花崗岩(かこうがん)が風化した砂。
重要な陶磁器の原料
美濃焼の今は
毎年GWの5月に開催されています。
佐賀県の有田陶器市、愛知県のセトモノ祭と並ぶ日本三大陶器祭りの1つとされます。
毎年30万人が訪れる大きな陶器市のようです。
以上が、美濃焼とは何でした。
まとめ
美濃焼は、美しい淡黄色の肌をしているのが特徴です。
美濃焼の歴史は古く日本の陶磁器のひとつですが、特徴がないといわれています。
特徴がないゆえに使いやすく、新しい変化にも躊躇なく取り入れています。
国内で1番の生産量の美濃焼だなんてすごいですね。
美濃焼の粘土は、教室に通うようになって出会いました。
最初は、あかね土を使っていましたが、慣れてきてからは美濃焼の粘土を使っています。
使いやすいので、今も使っています。
岐阜県は子供の頃に少しだけ住んでいました。
親に焼き物を見に連れて行ってもらいましたが、残念なことにあまり記憶がありません。
次に行く機会があったなら、本場の美濃焼を実際手にとって見てみたいですね。
いつか美濃焼の町にも訪れてみたいです。
岐阜県に訪れた際は、美濃焼の窯元巡りの参考になれば嬉しいです。
最後まで見ていただきありがとうございます。
次回は、織部焼とは何かです。
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