高田焼とは何

焼物の歴史(90)
http://www.metmuseum.org/art/collection/search/62645

 こんにちは、けいみるるです。

 今回は、高田焼とは何についてです。

 高田焼こうだやきは、八代焼やつしろやきともいわれています。

 約400年以上の歴史があります。

 素地に白い陶土を埋め込む象嵌技法が特徴です。

九州地方

 熊本県八代市で焼かれています。

 

高田焼とは何を書いていきます。

高田焼の見るポイントは

*素地に白い陶土を埋め込んでいる象嵌技法があります。

*象嵌とは、粘土がまだ柔らかいうちにヘラなどで文様を刻みます。

*できた凹面に素地と色の違う土を埋め込む技法です。

高田焼の歴史は

 歴史は約400年以上になります。

 1633年には、忠興(ただおき)が息子の細川忠利(ただとし)の肥後熊本転封に伴って肥後国八代城に入ったのに従い、上野喜蔵(よしぞう)も長男の忠兵衛(ちゅうべえ)とともに八代郡高田郷に移って窯を開いたのが始まりです。

 その後、代々熊本藩御用窯として生産されていました。

 

高田焼の特徴・魅力は

・青磁のように見えて陶器です。

象嵌文様が特徴です。

淡いグレー青磁白土象嵌です。

・色の濃い器は、黒高田といわれています。

炻器(せっき)の一種です。

 

高田焼の粘土は

初期の作品では、粒子の粗い粘土を使っています。

 後期では、キメの細かい胎土を使っています。

高田焼の今は

 現在は、高麗風の象嵌を施しています。

 青緑釉を使い高麗青磁の作品を多く作っています。

 伝統を受け継ぎながら、現代にあった作品を作り続けています。

 現在は、上野窯・伝七窯・竜元窯の3軒のみの窯元が残っています。

 

 以上が、高田焼とは何でした。

まとめ

 高田焼きとは八代焼ともいわれている、熊本県の焼物です。

 象嵌技法が特徴です。

 約400年以上の歴史のある焼物です。

 

 高田焼を見に出かけてみたいですね。

最後まで見ていただきありがとうがざいます。

 次回は、平清水焼とは何です。

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