こんにちは、けいみるるです。
今回は、平清水焼とは何についてです。
片口小鉢
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平清水焼とは、
銅を含んだ赤い色の釉薬を塗って焼き上げます。
焼き方により、薄い色合いや濃い色合いなど、様々な変化をもたらせます。
東北地方
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山形県山形市清水で焼かれています。
明治・大正に建てられたモダンな建物が多数点在しています。
レンガ造りの郷土館・蔵屋敷を利用した観光施設などがあります。
二の丸東大手門櫓(にのまるひがしおおてもんやぐら)が見どころです。
平清水焼とは何について書きます。
平清水焼の見るポイントは
*還元炎焼成によって作られています。
*梨のような質感・薄く青みかかった色合いを梨青磁といいます。
*銅を含んだ赤色の釉薬を塗って、焼き上げることで赤色に焼き上がります。
平清水焼の歴史は
4つの窯里を四大古窯の一つに数えられます。
そのルーツは諸説あります。
約200年の歴史があります。
陶芸の里として山形県でもっとも古い歴史があります。
1804年頃、同村の人・丹羽治左衛門が他の土地から陶工を招いて、千歳山の土をもって窯業を行ったのが始まりです。
陶工・小野藤次平を招いて焼かせたのがはじまりといわれています。
明治時代中期には、窯元が30軒を超えるくらい存在していました。
平清水焼の特徴・魅力は
鉄分の多い千歳山から採れる土の性質を活かしています。
平清水焼の土は
鉄分の多い硬い土です。
地方の千歳山の原土を使っています。
原材料は、石英粗面岩が風化した丸山陶石を使っています。
窯元ごとに違いがあります。
梨の皮にような質感、薄く青みかかった色合いを梨青磁といいます。
梨青磁とは違う釉薬を使うことで、一風変わった真っ白な色合いを表すことも出来ます。
白い肌の中にすこし黒い斑点が残ることで、千歳山の残る名残り雪を彷彿とさせます。
「残雪」とは、青龍窯が作る釉薬の名称です。
代表的な釉薬の1つとなります。
表面にぽつぽつと鉄分がにじみ出るのが特徴です。
平清水焼の今は
現在は、2軒のみの窯元が残っています。
伝統を守り続ける窯元が一つあります。
それは、七右工門窯です。
以上が、平清水焼とは何でした。
まとめ
平清水焼とは、山形県山形市平清水周辺で焼かれていました。
銅を含んだ赤色の釉薬を塗って焼き上げています。
焼き上がりによっては、薄いものと濃いものの色合いに違いがでてきます。
陶芸の里として知られた、山形県でもっとも古い歴史のある焼物です。
今でも、伝統を守りながら、今の時代にあった作品作りをしています。
平清水焼に出会いに、出かけてみたいですね。
散策の参考になれば嬉しいです。
最後まで見ていただきありがとうございました。
次回は、大樋焼とは何です。
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