花瓶の作り方

陶芸の日常(77)

こんにちは、けいみるるです。

 今回は花瓶の作り方についてです。

筒型の花瓶

壺型の花瓶

 実際に作ってみたのは、壺形と筒型です。

 イラスト図

種類的には、4種類の花瓶の形があります。

ですが、形にこだわらない形の花瓶もあります。

柄こてのイラスト絵図

 花瓶は大きなものは、手が入りませんのでこのような道具を使います。

使いこなせると、とても便利です。

花瓶の作り方を書いていきます。

花瓶の作り方のポイントは

花瓶には4種類の形があります。

筒型・壺型・ラッパ型・一輪挿しがあります。

最初に湯呑みのように引き伸ばします。

手が届かなくなったときは、柄コテを使って引き上げます。

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花瓶とは

 花瓶は、切花を挿してお花を生ける器です。

 陶器やガラスなどがあります。

 水がこぼれないよう、細長い筒状になっているものが多いです。

 中には、腰が丸い形の物や四角い形の物など、色々な形をした花瓶があります。

 

 日本では仏教の儀式において重要な役割を持っていました。

 花瓶は香炉燭台(しょくだい)と共に、三具足を構成していて仏の供養のためには、かかせない道具でした。

 ※燭台とは、ろうそくを立てる台のことです。

 

 仏具の花瓶の多くは、首・胴に紐飾りがあります。

 浄土真宗では、華瓶または花鋲(けびょう)といわれ、基本一対で使う小型の道具です。

 花瓶には浄土真宗では青木のみを挿色花や造花は、挿してはいけないものと教えがあります。

 

 茶道では、花入または花入れと呼び茶室を飾り茶室に華やかさをもたせる、意味あいで花瓶が使われています。

 茶室にふさわしいものが好んで使われていました。

 本来とは別に使うような容器を見立てとして使うのも吉のようです。

 茶室で使われる花は茶花(ちゃばな)と呼ぶそうです。

 花瓶とは、花を生ける壺形や筒状の形の器でした。

花瓶の作り方は

電動ろくろ 

・成形の基本的な仕方は、器の作り方・成形とはを御覧ください。

 

*水をはった洗面器・スポンジ・切り糸・なめし皮・長い柄コテ・濡らしたタオル・作品を置く板・粘土(お好みのもの)です。

 

 実際作った花瓶は、筒型・壺型です。

 大きなものになると、ろくろから取り外しが難しいので、亀板を付けて作ります。

花瓶の作り方の手順

①好みの大きさに玉取りをします。

②玉取りをしたら、両手の親指で真ん中に穴を開けて広げていきます。

③広がってきたら中に手を入れて、人差し指と中指で中心から粘土を引き上げて伸ばしていきます。

④花瓶は大きいものなので、中に手が入らなくので、引き上げるときには、そんなときには柄コテを使って伸ばします。

 

*ここまでは、筒型・壺型・ラッパ型・一輪挿しの成形は、同じ作業になります。

 筒型・壺型:背の高いものです。

 

筒型は、

口元から胴体まではまっすぐなままで腰の部分は膨らませます。

腰を膨らませたりするのに手が届かないまでになったら、柄コテで膨らませていきます。

壺型は、

腰の部分を、柄コテで膨らみを作ります。

口元は内側に細くします。

*形は色々あり、口元は小さい物が多いです。

 

ラッパ型は、

 ラッパのように口元が広がっているものです。

 底部分は細くて上にいくほど広くなります。

 *ブーケや花束など、数の多い花を生けるものです。

 *高さは高い物も低い物など様々です。

 

一輪挿しは、

 口元から胴体部分は細長く、腰の部分は膨らんでいるものが多いです。

 *1〜2本の花を入れのにはコンパクトなものです。

 

⑤それぞれ形が決まったら口元をなめし皮で整えます。

⑥底を切り糸で切り離して出来上がりになります。

 

以上が、花瓶の作り方でした。


まとめ

 花瓶には筒型・壺方・ラッパ型・一輪挿しなどがあります。

 形や大きさもたくさんあります。

 作り方は、様々あります。

 花瓶には古い歴史があります。

 仏様や茶道に使われていました。

 

 自分の好みの形に作るのも楽しいですし、好きなお花を生けるのも楽しいですよね。

 花瓶を作るときの参考になれば嬉しいです。 

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 最後まで見ていただきありがとうございます。

 次回は、花瓶の削り方です。

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