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こんにちは、けいみるるです。
今回は、台焼とは何についてです。
台焼の湯呑み
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東北では珍しい磁器を生産しています。
純度の高い白磁に染付・釉薬を使っているのが特徴です。
薄い緑色が美しいですね。
東北地方
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岩手県花巻市で焼かれています。
童話・詩で知られている宮沢賢治の故郷です。
東北有数の温泉地「花巻温泉郷」といわれる観光地です。
台焼とは何を書いていきます。
台焼の見るポイントは
・花巻の米糠(こめぬか)を顔料とした釉薬「糖青磁釉(せいとうじゆう)を使って薄緑の色合いが特徴です。
・東北では珍しい磁器です。
・薄緑色をしています。
台焼の歴史は
1895年に台温泉で始まったといわれ、台焼と名付けられました。
120年以上の歴史があります。
初代・杉村勘兵衛(すぎむらかんべえ)が台温泉窯跡を使い磁器窯を開窯しました。
昭和では、現在の花巻温泉に窯を移し、5代目・峰秀氏が製作しています。
台焼の特徴・魅力は
純度の高い白磁の染付や釉薬を使っています。
東北では珍しい磁器の焼物です。
代表作は「糖青磁釉(せいとうじゆう)」です。
糖青磁釉とは、薄緑の色合いが特徴です。
絵柄に特徴があります。
海図・日の出・松・海岸線の柵、二艘の船(ふたそう)の4つの絵柄が描かれています。
台焼の粘土は
花巻で取れる原料とした磁器です。
台焼の釉薬は
花巻の米糠を原料とした糠青磁です。
コバルトと煎茶を煮詰めた「呉須」という顔料で染付し、透明釉を付けて焼き上げます。
台焼の今は
現在は、5代目の杉村峰秀氏が伝統を引き継ぎ守っています。
窯は登り窯とガス窯を使っています。
以上が、台焼とは何でした。
まとめ
台焼とは、東北では珍しい磁器を作っています。
花巻市で生まれた焼物で、120年使い続けられている焼物です。
あまり、長い歴史ではないのかと思います。
焼物は、きれいな薄い緑の色合いが美しいですね。
台焼の散策に出かけた際は、こちらが参考になれば嬉しいです。
最後までみていただきありがとうございます。
次回は、法勝寺焼とは何です。
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