こんにちは、けいみるるです。
今回は、日本の焼物てどんな器・5についてです。
益子焼
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小鹿田焼
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壺屋焼
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日本の陶芸には、歴史が深いです。
知らないことが、たくさんあります。
日本の焼物ってどんな器を書いていきます。
江戸時代後期は
民芸的焼物の発祥は、江戸時代後期です。
益子焼では、東日本を代表する知名度を上げている窯です。
江戸時代末期の嘉永6年(1856)栃木県益子町に、開かれたとされる典型的な民窯です。
隣接する安永年間の開窯とされる栃木県笠間市の、笠間焼から移住してきた陶工が始めてのが益子焼です。
鉄絵、染付など軽快な柄模様をかいた、実用の焼物を作って人気を博した窯でした。
民窯ならではの素朴な趣に刺激された庄司は、黒釉、白濁釉に黒釉を使った染め分け、鉄絵に赤絵などの趣に富んだ絵付けを陶器を作って新境地を開拓しました。
小鹿田焼は、九州を代表する民窯の一つです。
大分県日田市小野に窯場があります。
江戸時代中期の宝永2年(1705)に開窯しました。
窯技は高取焼の系譜を引いているといわれています。
緑釉、無糠白釉、黒釉、透明釉の打ち掛け白泥を使った、イッチン描きや指描き白泥を刷毛で荒くはたいたうえに櫛目の引っ掻きを加えた刷毛目の加飾です。
飛び鉋(かんな)の加飾を施した、多彩な装飾法で知られています。
民芸運動の火付け役となった窯の一つが、沖縄の壺屋焼です。
那覇市の壺屋に窯はあります。
1682年琉球王朝が開いた窯です。
製品には無釉の荒焼きと釉を使った上物を焼く上焼きと、土器に近い赤物があります。
壺屋焼きを有名にしたのは、民芸運動の先駆者であった柳宗悦、河合寛次郎、濱田庄司らです。
明治時代の名工達
現代陶芸の父と評価された工芸家として始めて、文化勲章を受賞したのは板谷波山(いたやばさん)です。
(1872〜1963)茨城県に生まれました。
技と図案とに独自境を求めた、粒粒辛苦の苦労人です。
時流のアール・ヌーヴォーや日本の奈良・平安の古美術の、願案を探して形と構図は中国陶磁、特に景徳鎮窯に範を求めて力作を作っています。
その至芸はやや不透明な釉薬の釉下にコバルト銅などの、彩料を使った色絵磁器板谷波山が、名付けた葆光彩磁に結晶しました。
完璧名技に支えられてその韻を含んだ高貴な風格は、余人は遠く及ばない芸境に達しています。
陶芸家の人々
板谷波山
(1872〜1963年)茨城県で生まれました。
明治後期〜昭和中期に活躍した陶芸家です。
東京都田端に窯を開き、長きにわたり数多くの珠玉の作品を作陶しました。
気に入らない作品は、すべて割っているほど、作品作りに厳しい姿勢でいました。
昭和28年には陶芸家として初の文化勲章を受章しています。
北大路魯山人
(1883〜1959)京都に生まれました。
東京にでてきて古美術商になって、会員制に料理屋を開いて古陶器を使った所、評判になり自ら食器を制作に乗り出しました。
昭和2年に、北鎌倉に窯を築きました。
景徳鎮の磁器の他に、織部、志野、黄瀬戸、乾山、道八、さらには備前と主として、桃山時代以降の茶人が好んだ、食器をモデルに、当意即妙の機転を凝らして人気を博しました。
富本憲吉(とみもとけんきち)
(1886〜1963)奈良県に生まれます。
英国の陶芸家・パーナード・リーチとの出会いで成したのが、陶芸家を志すことになりました。
始めは民芸運動に参加しましたが、のちに正統の技の取得に挑み、独特の流麗なフィルムに、白磁・染付・色絵金銀彩を持って、絵画志向の意匠と徹底的に図案化を求める意匠とを加飾して、独自境を築きました。
八木一夫
(1918〜79)京都に生まれました。
大学で彫刻を学んだ後に、当該の道に進みました。
「新しいものとの古典との融合」という初期の目標を離れて黒陶の手法を持って、自らの精神を吐露したいという願いを芸術意欲に表現することに成功しました。
以上が、日本の焼物てどんな器・5でした。
まとめ
日本は、陶芸が世界で1番ということに誇りに思います。
先人たちの努力があって、今があるのだと思います。
現在大量生産により食器は安く買うことが出来ますが、やっぱり、人の手で一つ一つ心がこもった手作りがいいと私は思います。
ぜひ、ご自分の世界で一つの作品を作って見てはいかがでしょうか。
参考になれば嬉しいです。
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最後まで見ていただきありがとうございます。
次回は、日本全国にある焼物の種類は・1です。
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