こんにちは、けいみるるです。
今回は、越中瀬戸焼とは何についてです。
越中瀬戸焼

越中瀬戸焼とは、富山県立山町瀬戸地区で焼かれている伝統工芸品です。
約430年以上の歴史がある焼物です。
昔ながらの制作方法を守っています。
丈夫で長く使えます。
*北陸地方

北陸地方は、新潟県・石川県・福井県とともに、中部地方の日本海沿いの地方です。
立川町は山岳地帯には多くの観光資源はありますが、平坦地には目立った観光地はないところです。
越中瀬戸焼とは何について書いていきます。
越中瀬戸焼の見るポイントは
シンプルで飾らないデザインの器が多いです。
丈夫で長持ちし、機能性が重視されて作られています。
多彩で大胆な施釉が見どころです。
越中瀬戸焼の歴史は
1590年後半に、加賀藩主・前田利長が尾張国瀬戸(おわりこく)の陶工を招いて開窯をさせたのが始まりです。
藩の御用窯となり越中一の産地となりました。
江戸時代に入ると、加賀藩の保護の下に、瀬戸村では20基以上の登り窯が築かれました。
全戸が小型の窯を持っていて、半農半陶で約300年間以上窯で焼き続けていました。
明治時代以降になると、全国的な磁気製品の生産と流通が盛んとなるかで、屋根瓦製造ひと事業転換が始まりました。
陶器の生産が減少してしまいました。
昭和にはいると、地元有志によって瀬戸焼保存会が設立されました。
陶器生産が復活して、いまでも伝統を守りながら作り続けています。
約430年以上の歴史があります。
越中瀬戸焼の特徴は
瀬戸焼の影響を受けつつも、越中地方の自然環境や文化に適応した、独自スタイルが確率し発展していきました。
純朴の中にも繊細さが兼ね備えた、シンプルで力強さを感じる焼物です。
越中瀬戸焼の土
地元で採れる粘土を使っています。
赤茶・黄・青・白と、多種多様な粘土層が見られます。
越中瀬戸焼の釉薬
地元で採れる釉薬を使っています。
植物灰などを原料とする釉薬です。
電気窯やガス窯だけではなく、昔ながらの登り窯・穴窯など伝統的な薪窯を使って焼き続けているのも、越中瀬戸焼の特徴です。
越中瀬戸焼の今は
伝統は今でも、守り続けています。
最盛期は120軒の窯元がありましたが、現在は、数件のみとなっていて、7名ほどの陶芸家が作陶しています。
陶農館というところで、現在の窯元の作品の展示販売や、陶芸体験ができます。
以上が、越中瀬戸焼とは何でした。
まとめ
越中瀬戸焼とは、富山県立山町で焼かれている、約430年以上の歴史の深い焼物です。
地元で採れた粘土を使って制作されています。
丈夫で長く使えて、素朴でシンプルな焼物です。
越中瀬戸焼を実際に手にとってみてみたいですね。
散策の参考になれば嬉しいです。
最後までみていただきありがとうございます。
次回は、玉水焼とは何についてです。
アフィリエイト広告を利用しています。

コメント