こんにちは、けいみるるです。
今回は、鍛冶丁焼とは何です。
鍛冶丁焼という焼物を知っていますか?
どんな地域の焼物でしょうか?
鍛冶丁焼の作品

鍛冶丁焼とは、
岩手県花巻市で焼かていた焼物です。
緑や乳白色の落ち着いた色合いが特徴です。
ろくろ成形やてもみによる手作りの製法です。
伝統的な登り窯で焼いています。
岩手県花巻市

岩手県花巻市です。
上記の絵図でいうと、岩手県③です。
童話作家・宮沢賢治の出身地です。
記念館や作品の世界観を表現している「花巻ブルー」があります。
温泉地でも有名で、「花巻温泉」、温泉郷があります。
ご当地グルメでは、わんこそば・南部せんべい・白金豚などがあります。
鍛冶丁焼とは何について書いていきます。
鍛冶丁焼の歴史・特徴・魅力は
鍛冶丁焼の歴史は
1824年に盛岡藩の焼物師が、花巻市鍛冶町開窯したのが始まりです。
焼物師:古館伊織が開きました。
200年以上の歴史があります。
明治末期には本家が廃業します。
太平洋戦争で分家の4代目が戦死したため、途絶えてしまいます。
1947年、益子で修行した岡部勝元が、鍛冶丁焼の技法・保存・再興しました。
「鍛冶町焼」がルーツです。
鍛冶丁焼の特徴は

ろくろの製法が主です。
茶碗・酒器・花瓶・皿・丼などの日常雑器が中心です。
厚手のものが多くあります。
冷たいものは冷たいままで、温かいものはあたたかいままに保つことのできる器です。
鍛冶丁焼の魅力は
淡いグリーン・乳白色に発色した釉薬が魅力です。
鍛冶丁焼の釉薬は
地元の原料を使っています。
地元の藁・米の籾殻の灰・木灰・長石が使われています。
白・黒・緑の色合いの釉薬が基本です。
鍛冶丁焼の今は
今ある窯元は、数が少なくなっています。
流通や知名度も低い状況です。
それでも、現在でもなお伝統を守り、日常使いに適した器が作られています。
花巻市・岩手県内の陶器店で取り扱いされています。
他では、窯元や工房での購入が確実です。
※鍛冶丁焼窯元工房※
陶芸体験ができます。
以上が、鍛冶丁焼とは何でした。
まとめ
鍛冶丁焼とは、岩手県花巻市で焼かれていた焼物です。
歴史が古いですが、あまり知られていないです。
釉薬の色合いがとてもいい味わいをだしているのに。
販売されているところが、限られていますね。
なかなか手に入らないかもですね。
ご興味が湧いたら、一度訪れてみてはいかがでしょか?
伝統の工芸をいつまでも残してほしいですね。
鍛冶丁焼鑑賞の参考になれば嬉しいです。
最後まで見ていただきありがとうございます。
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