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こんにちは、けいみるるです。
今回は、陶芸・シッタの使い方についてです。
陶芸・シッタのイラスト図
粘土のままのシッタ
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素焼きのシッタ
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シッタは、ほとんどが手作りされたものです。
素焼きされたシッタ
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ろくろに固定用粘土を付けて、作品を被せる上の部分にも固定用粘土で付けます。
陶芸:シッタの使い方について書いていきます。
シッタとは
ろくろでの削りのときに、素地を固定する道具です。
素地に負担をかけないようにしながら、押さえて止めることです。
一番弱い部分である口元を保護して、確実に動かないようにするのが目的です。
*徳利などを削るときには、細くて壊れやすい口元を保護する目的で、口全体がすっぽりと収まるのものにします。
*湯呑みを削るときは、シッタに伏せて安定させられる細いものを使います。
*シッタは、粘土のままのものと、素焼きしたものがあります。
*粘土のものは、底を水で濡らしてろくろにつけるとくっつきます。
*しっかり付くので長持ちして、削りが時間がかかっても外れません。
*素焼きのものは、すぐに乾燥してしまいます。
*常にスポンジで湿らせながら使います。
*乾いてくると、固定した粘土がひび割れていきます。
*時間をかけすぎると外れてしまいますので、早めに削りを済ませます。
すべての作品に、シッタを使うわけではありません。
作品によって、シッタを使ったり、ろくろにそのまま固定したりと使い分けています。
以上が、陶芸・シッタとはでした。
まとめ
シッタとは、削りで使う台のことをいいます。
ろくろの中央に合わせて動かないように固定して使うものです。
シッタは粘土で作ります。
素焼きされたものや、素焼きしないで粘土のまま乾かして使います。
作るものの大きさ形によって何種類のものを使い分けます。
ろくろの中心に合わせるのも中々難しいです。
シッタを使うときの参考になれば嬉しいです。
最後まで、見ていただきありがとうございます。
次回は、削り:掻きベラ・カンナとはです。
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