猿投焼とは何

焼物の歴史(87)

 こんにちは、けいみるるです。

 今回は、猿投焼とは何についてです。

 猿投焼という焼物を知っていますか?

 猿投窯の壺

猿投焼さなげやきとは

 日本で初めて灰釉が発見された窯として知られています。

 灰釉陶器・緑釉陶器などがあります。

 椀・皿・壺などが作られていました。

*東海地方

 愛知県名古屋市の東方で作られていました。

 名古屋城があります。

 

猿投焼とは何について書いていきます。

猿投焼の歴史は

 猿投窯は、5世紀の須恵器生産から始まりました。

 9世紀〜11世紀にかけて栄えた古代の焼物です。

 14世紀初めの山茶碗を最後に900年の歴史に幕を閉じました。

 三大古窯の1つです。

 須恵器は従来の日本にはなく、朝鮮半島から渡来した技術です。

 

猿投焼の特徴・魅力は

 灰釉陶器・緑釉陶器・猿投白瓷さなげはくじなどが特徴です。

 植物灰を釉薬として使っています。

 茶碗・お皿・壺などが作られていました。

猿投焼の土

地元の土を使っています。

 

猿投焼の釉薬

釉薬は使っていません。

 窯で高温で焼くので、粒子間の隙間が細かく、水が染み込みにくいです。

 

猿投焼の今は

 現在まで続いています。

 愛知県の窯業として継承されています。

 猿投焼を見られる美術館は、愛知県陶磁美術館です。

 

 以上が、猿投焼とは何でした。

まとめ

 猿投焼とは、その技術を瀬戸窯や常滑窯などの周辺窯業地に伝わりました。

 現在でも愛知県の窯業に影響を受けていています。

 無釉の器・山茶碗や灰釉・緑釉による日本初の施釉した焼物になります。

 朝鮮から伝わった須恵器の生産が始まり、古墳時代から鎌倉時代まで日本屈指の大窯業地ひと発展をしていきました。

 歴史の古い焼物ですね。

 

 猿投窯の散策の参考になれば嬉しいです。

 最後まで見ていただきありがとうございます。

 次回は、相川焼とは何です。

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