こんにちは、けいみるるです。
今回は、ベンジャロン焼とは何についてです。
ベンジャロン焼

ベンジャロン焼という焼物を知っていますか?
ベンジャロン焼とは、
タイの伝統的な磁器です。
白い器に金や色絵で華やかな文様を施しています。
タイ王室御用達として、作られていた歴史があります。
タイの3代焼物の1つです。
生産を何世代にも渡って受け継いできました。
ベンジャロンとは、
古代サンスクリット語の「ベンジャ」「ロン」を語源とした、5色を意味するタイの伝統的磁器です。
必ずしも5色だけではなく、3色のこともあれば、それ以上の色を使うこともあります。
タイの地図

バンコクの西にあるサムットサーコーン県に「バーン・ドン・カイディー」が本場です。
小さな村です。
ベンジャロン焼とは何について書いていきます。
ベンジャロン焼の歴史は
1351〜1767年アユタヤ王朝時代から始まりました。
初期のベンジャロン焼は現在とは異なっており、金彩のない色絵磁器でした。
1767〜1824年ラーマ2世の時代では、金の縁取りをした豪華絢爛なスタイルが確立しました。
20世紀初頭には、ベンジャロン焼きの欠片を使ったモザイクが、ワット・アルンをはじめとするバンコクの仏教寺院を飾るようになりました。
生産が完全に途絶えました。
1989年代には、ドンカイディー村で伝統のベンジャロン焼が復活しました。
ベンジャロン焼の特徴・魅力は
ベンジャロン焼を日本に広めたのは、加藤邦起です。
タイのベンジャロンに惚れ込んだことで、日本に広める橋渡し役に日々はげんでいます。
青・緑・赤・黄色など鮮やかな色が使われています。
強度があり、耐久性が高いです。
たいの伝統的モチーフが描かれています。
器の表面が少し盛り上がっています。
絵柄には、「健康・平和・財運・長寿・子宝」など、仏教の教えに基づく縁起の良いモチーフが多く使われています。
本物の金「24金」「18金」が使われています。
ベンジャロン焼の今は
現在でも、タイで生産されています。
ベンジャロン焼の工房「ピンスワン・ベンジャロン」があります。
以上が、ベンジャロン焼とは何でした。
まとめ
ベンジャロン焼とは、タイの伝統的な磁器の焼物です。
タイの御用達として作られていました。
本物の金を使った色鮮やかな、装飾が施されていて高級感を感じますね。
強度があり、耐久性も高いので長く使うことができます。
ベンジャロン焼を初めて知りました。
いつか本物を見にでかけてみたいですね。
散策の参考になれば嬉しいです。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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