デルフト陶器とは何

世界の焼物(15)

 こんにちは、けいみるるです。

 今回は、デルフト陶器とは何についてです。

 

 デルフト陶器という焼物を知っていますか?

 世界には、まだまだ知らない焼物があります。

 

 デルフト陶器

デルフト陶器とは、

 オランダで焼かれた焼物です。

 16世紀から生産されています。

 白色の釉薬を下地にして、スズ釉薬を使って彩色、絵付けされた陶器です。

 日本ではデルフト焼ともいわれることがあります。

 

オランダ

 デルフトという都市がありその中心で作られていました。

 オランダの南西部に位置しています。

 南東のロッテルダムと北西のハーグの間です。

 デルフト工科大学を擁しているため、学生街という一面もあります。

 

 デルフト陶器とは何について書いてきます。

デルフト陶器の歴史・特徴・魅力は

デルフト陶器の歴史は

 デルフト陶器の起源は、冒険家マルコ・ポーロが中国で発見した磁器にさかのぼります。

 16世紀から作られ始めた陶器です。

 イタリアから伝わったマジョリカ技法を土台に、17世紀にオランダのデルフトで盛んになりました。

 青と白のが代表的です。

 中国や日本の磁器を模倣した製作も作られました。

 18世紀では、ヨーロッパでは人気となりました。

 19世紀では、産業革命によって、大量生産が普及し、手作り陶器は衰退していきました。

 

デルフト陶器の特徴は

 白地に鮮やかな藍色の染付が特徴です。

 「デルフトブルー」が人気です。

 風車・漁船・風景などのオランダを代表するモチーフが絵付けされています。

 型取りから絵付けまで手作業です。

 白濁した錫釉を使って、独特の陰影がでています。

 

デルフト陶器の魅力は

 白地に青色の絵付けが魅力的です。

 「デルフトブルー」が魅力です。

 

デルフト陶器の今は

 ロイヤル・デルフトが伝統的な製造を続けています。

 唯一17世紀から残る窯元があります。

 オランダ国王ロイヤル・デルフトです。

 2社のみが残っています。

 

以上が、デルフト陶器とは何でした。

まとめ

 デルフト陶器とは、オランダのデルフトおよびその周辺で焼かれていた焼物です。

 16世紀から作られている歴史のある焼物です。

 白色の釉薬を下地にして、スズ釉薬を使って彩色、絵付けされている陶器です。

 日本では、デルフト焼といわれています。

 

 一見すると、中国や日本の伊万里焼ようにも見えますね。

 中国と日本の影響を受けている焼物ですね。

 

 オランダのデルフト陶器を見るときの、参考になれば嬉しいです。

最後まで見ていただきありがとうございます。

アフィリエイト広告を利用しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました