こんにちは、けいみるるです。
今回は、マニセス陶器とは何についてです。
マニセス陶器という焼物を知っていますか?
マニセス陶器

1430〜1450年彩釉鳥文皿
マニセス陶器とは、
スペインのバレンシア州バレンシア県マニゼスで作られていた陶磁器です。
マガラから技術を持ち込んだ、ラスター彩陶器の黄金と青色釉薬が掛かった陶器です。
厚みのある素朴な風合いと、色彩豊かな図柄が特徴です。
14世紀が盛んに作られていました。
スペイン

マニセス焼の町は、バレンシア中心部から地下鉄で約30分のところにある小さな町です。
スペイン有数のタイル&陶器の生産地として知られています。
マニセス陶器とは何について書いていきます。
マニセス陶器の歴史・特徴・魅力は
マニセス陶器の歴史は
バレンシア州の陶磁器の主要生産地として14世紀以降に発展していきました。
14世紀以降に窯業が盛んに焼かれていました。
12世紀〜18世紀ごろまでイスラームの影響を受けています。
中世やルネサンス期には、イスラームの影響を受けたイスパノ・モレスク陶器の、最重要生産拠点でした。
ヨーロッパ中に輸出されました。
1000年以上のイスラムからの陶芸技法があります。
マニセス陶器の特徴は
黄色と青色の釉薬を使っています。
クリーム色が掛かった素地に黄色で繊細な文様を描いています。
青色で大きく植物や動物なども描いています。
マニセス陶器の魅力は
熱伝導が低いので保温性に優れています。
温かい料理や飲物に適しています。
マガラから持ち込まれたラスター彩の技術により、黄金色と青色の釉薬がかった陶器が魅力です。
マニセス陶器の今は
今でも、多くの陶器の工場や工房が残っています。
国立の陶芸専門学校もあります。
バレンシア市内のレイナ市場で行われている、メルカド・デ・エスララエタでは、毎年5月頃に陶器市が開かれています。
大聖堂に隣接されている市場です。
製造は今でも行われていて、販売されています。
世界中で愛され続けています。
日本では、石洞美術館でみることができます。
以上が、マニセス陶器とは何でした。
まとめ
マニセス陶器とは、スペインの伝統的な陶器です。
バレンシアのマニセスで生産されていました。
現在でも伝統を守り続けています。
彩りがとても繊細できれいですね。
歴史の古い今でも色褪せないところが魅力的ですね。
実際の作品見てみたいですね。
マニセス陶器の鑑賞の参考になればうれしいです。
最後まで見ていただきありがとうございます。
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