マヨルカ焼とは何

世界の焼物(11)

 こんにちは、けいみるるです。

 今回は、マヨルカ焼とは何についてです。

 例)マヨルカ焼のお皿

お皿

マヨルカ焼の焼物を知っていますか?

マヨルカ焼とは

 イタリアで製造された錫釉せきゆう陶器のことをいいます。

「マジョリカ」「マリョルカ」「マジョルカ」とも呼ばれています。

 

マヨルカ島とは

 ヨーロッパの地中海西部・スペイン領バレアレス諸島の主島マジョルカ島のカタルーニャ語です。

 コバルトブルーの美しい海があるリゾート地です。

「ヨーロッパのハワイ」と呼ばれるほど、有名な観光地となります。

 

 マヨルカ焼とは何について書いていきます。

マヨルカ焼の歴史は

 イスラム圏の陶器がスペイン・イタリアに渡ったことが始まりです。

 中世イタリア語でマヨルカ島を意味します。

 イタリアの錫釉陶器でルネサンス期が発祥です。

 1000年以上の歴史があります。

 

イタリア中部では、

 13世紀後半頃から本格的に生産が始まりました。

 15世紀のは完成度が頂点に達しました。

マヨルカの特徴・魅力は

 白地に色鮮やかな彩色を施した、歴史上の風景や伝説的な光景を描いたデザインのものが多いです。

 素焼きには、白い上薬を掛けて乾燥させて、その上に顔料で絵柄を描いて高温で焼いていきます。

 テラコッタに白い錫釉を掛けて、1000℃以上の低温で焼成されます。

 焼成後は、顔料が水彩画のように美しい発色になります。

 

マヨルカ焼の土

イタリアの土を使っています。

 

マヨルカ焼の釉薬

白い錫釉が使用されています。

温かみを感じる肉厚なフィルムと鮮やかな発色が特徴です。

マヨルカ焼の今は

 現在でも、伝統的なマヨルカ焼を現代風なものに生み出しながら、作り続けています。

 古いものと新しいものがあり、見た目に違いがでているものもあります。

 

以上が、マヨルカ焼とは何でした。

まとめ

 マヨルカ焼とは、イタリアの錫釉陶器でルネサンス期に発祥しました。

 素焼きの陶器に白い上薬を掛けて乾燥されて、その上に顔料で絵付けを掛けます。

 高温で窯で焼くことで色を定着させていきます。

 歴史の古い焼物です。

 

 マヨルカ焼を初めて知りました。

 いつかマヨルカ焼のお皿を見に行きたいですね。

 散策の参考になれば嬉しいです。

 最後まで見ていただきありがとうございました。

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