アヤクーチョ陶器とは何

世界の焼物を巡る旅(23)

 こんにちは、けいみるるです。

 今回は、アヤクーチョ陶器とは何についてです。

 

 アヤクーチョ陶器という焼物を知っていますか?

 どこの国の焼物でしょうか?

アヤクーチョ陶器

アヤクーチョ陶器とは、

 起源は約3000年前になります。

 ペルーのアヤクーチョ地方で伝わる伝統的な、赤色の土で作られた陶器です。

 赤い土:テラコッタを使っています。

 素焼きのものが多いです。

 伝統的なモチーフは、動物・教会・十字架などがあります。

 一つ一つ手作業で作られています。

ペルー

 ペルーは、アメリカ大陸の西側、太平洋に面した位置にある国です。

「アヤクーチョ」はアンデスの山に囲まれています。

 標高は2731mに位置する都市です。

 様々な民芸品を作る村が点在しています。

 

 

アヤクーチョ陶器とは何について書いていきます。

アヤクーチョ陶器の歴史・特徴・魅力は

アヤクーチョ陶器の歴史は

 3000年前の先住民の時代です。

 家を守るために素焼きの動物や人形を置く習慣があります。

 

アヤクーチョ陶器の特徴は

 アヤクーチョ地方の生活を反映したものが多く作られています。

 ロバに乗った物売り・教会・人などが作られています。

 トゥーン調のディフォルメされた表現がされています。

 乾いた質感・素朴で味わいのある印象です。

 落ち着いた色合い・一つ一つ手作りです。

 

アヤクーチョ陶器の魅力は

 人物・動物をディフォルメしたデザインが魅力です。

 土の質感を活かした。ざらっとした質感です。

アヤクーチョ陶器の本物と偽物は

本物は

 ※素朴で温かみのある質感

 ※自然な色合い

 ※釉薬のムラ・焼成による色の変化があります。

 ※光沢が失われ、色あせて見えます。

 

 ※伝統的なモチーフや風景が表現されています。

 ※制作年代や作者名、作品名などが記載されています。

 ※作家の個性が現れます。

偽物は

 ※人工的な質感

 ※鮮やかすぎる色合い

 ※絵柄が繊細すぎや、機械的な印象のもの

 ※共箱がありません。

 ※サインが不自然なもの

 ※新しい作品、光沢が強いものです。

 

 骨董の世界では、真贋を見分けるのは非常に難しいです。

 専門家でも見極めるのが難しいです。

 

アヤクーチョ陶器の今は

 今でも、伝統を守り続けています。

 リマ郊外にも工房を構える作家もいます。

 家の装飾品やインテリアとして広くつかわれています。

 ペルー国内や、一部のオンラインショップで買うことができます。

 

 以上が、アヤクーチョ陶器とは何でした。

まとめ

 アヤクーチョ陶器とは、ペルーのアヤクーチョ地方で作られている陶器です。

 約3000年以上前から続いている焼物です。

 家を守るための動物や、スペイン侵略後に教会や十字架が作られてきました。

 

 一つ一つ手作業で作られているので、同じものはありません。

 自分のお気に入りを探してみるのもいいですね。

 アヤクーチョ陶器鑑賞の参考になればうれしいです。

 

最後まで見ていただきありがとうございます。

アフィリエイト広告を利用しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました