こんにちは、けいみるるです。
今回は、真葛焼とは何についてです。
真葛焼という焼物を知っていますか。
どこの地方の焼物でしょうか?
真葛焼の作品

真葛焼とは、
京都出身の初代・宮川香山が、神奈川県横浜市に窯を築き作られた焼物です。
金を使わずに豪華さを表現する、立体的な装飾技法である「高浮彫」に代表されます。
海外の博覧会で、高く評価されました。
明治時代に発展して、世界中で「MAKUZU Ware」として知られています。
関東地方

神奈川県横浜市
横浜は、有名な街ですね。
横浜ランドマークタワー・赤レンガ倉庫・山下公園がある「みなとみらい」エリアや、横浜中華街・八景島シーパラダイスなどの名所がたくさんあるところです。
真葛焼とは何について書いていきます。
真葛焼の歴史・特徴・魅力は
真葛焼の歴史は
初代・宮川香山が1871年明治時代に、横浜に移住し開窯したのが始まりです。
明治期では、国内外の博覧会で高い評価を受けました。
帝室技芸員にも任命されています。
1945年の横浜大空襲で3代目が戦災死したことと、窯が焼失してしまい、長い歴史に幕が閉じられました。
戦後では、4代目が跡をついで復興を試みましたが、1959年に亡くなってしまい断絶しました。

真葛焼の特徴は
伝統的な京焼の技法を網羅していることと、真葛焼の祖である長造が得意としたわら灰釉を代々使っていることです。
「写し」「わら灰釉」「茶の湯」が大きな特徴です。
「高浮彫」という、陶器の表面に植物や動物などを 立体的に見せる技法があります。
真葛焼の魅力は
カニ・鳥・草花など写実的に、陶器に貼り付けられたように表現がされています。
金彩を使わなくても、豪華に見えるよう緻密で美しい絵付け・釉薬が魅力です。
乳白色で上品さが見られます。
京焼を意識しつつも、独自アレンジが見られ、洗練された風合いが作品に現れています。
真葛焼の土
・東山の白土伏
・見大亀谷の赤土
・信楽の小石混じりの土
・出石の磁器土
真葛焼の釉薬
・わら灰釉
・土灰・長石・わら灰をあわせた釉薬
・土が赤土か白土の種類によって、仕上がり色合いがかわります。
真葛焼の本物と偽物の見分け方は

本物
精巧で緻密な作りです。
職人の高度な技法が見られます。
作者のサイン・刻印・落款が作品の裏側や高台に見られます。
長い年月がたっているので、表面には自然なくすみ・微細な傷・貫入が見られます。
開窯当時は、陶器を中心に作っていましたが、明治時代頃から磁器も制作されるようになりました。
偽物
線が細く、ぎこちないところと、造形が甘く、パーツの接合部分にズレ・隙間があります。
全体的にみてみると、雑な作りです。
作者の落款がないもの、本物そっくりに作られています。
全体的に、不自然な作り方をしています。
手作りなので、均一になることはありません。
傷がないものや、真新しい光沢があります。
ここにあげたように、実際手にとってみても、見分け方は難しいと思います。
本物を手にしたいとなれば、専門的な知識のある鑑定士に見てもらうことが必要です。
真葛焼の今は
京都の宮川家が、京焼の窯元として受け継いでいます。
「宮川香山・真葛ミュージアム」
ここでは、真葛焼の作品が見られます。
以上が、真葛焼とは何でした。
まとめ
真葛焼とは、明治時代に初代・宮川香山が神奈川県横浜市で窯を築き作ったのが始まりです。
「高浮彫」という緻密な彫刻技法でつくられていることが、世界中で高い評価を得られています。
京都では、今でも跡を継いて作られています。
せっかくこんな高い技術があるのに、横浜では途絶えてしまったことが残念です。
今でも、横浜の博物館で作品がみられるのは嬉しいですね。
横浜にもこんな素晴らしい焼物があるとは知りませんでした。
本物を見に出かけてみたいですね。
真葛焼鑑賞の参考になればうれしいです。
最後まで見ていただきありがとうございます。
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