こんにちは、けいみるるです。
今回は、金太郎焼とは何についてです。
相川町の金太郎焼という焼物を知っていますか?
金太郎焼・蕎麦釉片口鉢

金太郎焼・花瓶

北方文化博物館と佐渡より
金太郎焼とは、
相川焼ともいわれる焼物です。
黒沢金太郎氏が始めた焼物です。
土質が堅く、釉薬はねずみ色です。
佐渡で、初めて制作し量産化に成功しました。
東北地方

新潟県佐渡郡相川町
江戸時代はでは、佐渡金山で賑わい、佐渡奉行所がおかれる佐渡国の中心でした。
近代の遺産として「北沢浮遊選鉱場跡」などが観光として有名です。
金太郎焼とは何について書いていきます。
金太郎焼の歴史
1800年に黒沢金太郎氏が焼いた焼物です。
島内の生活雑器の焼成方法や量産技能を確立しました。
明治初期まで約70年間続いた焼物です。
金太郎焼きの特徴・魅力は
新潟県佐渡市相川産の陶器と練込技法を使った陶器の2種類があります。
練込技法は、色の違う粘土を練り合わせて模様を作る技法のことをいいます。
硬質でねずみ色の色合いがあります。
重厚な趣のある、堅牢な作りです。
島内の一般家庭に生活必需品として、島民の生活を支えていました。
金太郎焼の土
鉄分が多い土を使っています。
金太郎焼の釉薬
相川金銀山で金を採取して、精練した後に出る鉱さいなどを釉薬に使っていました。
窯の構造は、瀬戸焼・美濃焼の系譜を引くものであることが明らかにされています。
金太郎焼の今は
相川地区の相川羽田村には、黒沢金太郎焼の窯跡が残っています。
出土品があり、片口・土鍋・すり鉢・かめ・植木鉢・炮烙など日常雑器類があります。
以上が、金太郎焼とは何でした。
まとめ
金太郎焼とは、新潟県佐渡市相川で焼かれていた焼物です。
土質は堅く、釉薬はねずみ色の色合いが特徴です。
金太郎焼の散策に行くときの、参考になれば嬉しいです。
最後まで見ていただきありがとうございます。
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