こんにちは、けいみるるです。
今回はた行〜と行についてです。
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陶芸の専門用語です。
「た行〜と行」を詳しく書いていきます。
た行〜と行
た行
た行
竹節高台
・井戸茶碗で竹の節のように、削りだされた高台です。
たたき板
・作品を叩いて締めて形を整えたりへこんだ模様をつける時に使い板のことです。
畳付き
・高台の一部です。
たたら
・のべ棒でのばして板状になった粘土。
胎土(たいど)
・焼物の素地となる粘土です。
胎
・素地で、釉のかからない部分です。
耐火粘土
・耐火度SK26(1580度)以上の粘土をいいます。
大道土
・萩焼に使われています。
・鉄分の少ない白色粘土です。
堆白線文
・イッチン描き装飾です。
焚上
・焼成最終段階に、目標温度まで上げる窯焚用です。
棚板
・器を窯で焼成する時に、板積みする窯詰めに使います。
・耐火物製の板です。
ち行
ち行
ちょう
・粘土の玉をロクロ上で一定方向に転がして、円柱状にして内側を広げて、作品を作る技法です。
中性炎
・酸化炎と還元炎の中間的なものです。
長石
・地殻を構成する鉱物中もっとも存在量が多いものです。
直炎式窯
・窖窯(あなぐら)のように器に、直接焼成の炎が触れる窯です。
貼花文
・土のかたまりに印を押して作品に、貼り付ける装飾技法です。
つ行
つ行
土ころし
・ろくろつくりで成形する時に手に、粘土を上下に動かしてろくろに、しっかりと固定させることをいいます。
土取り
・ロクロの成形で土ころしのあとに作るものの粘土を、両手で均等に引き上げることです。
土練り
・粘土の固さをなくして空気を、抜くように練ります。
・荒練り・菊練りです。
堆器(ついき)
・盛り上げ模様を施した器です。
堆線文
・細い土紐を成形の器の素地上に、貼り付けていく加飾技法です。
て行
て行
手おこし
・たたら作りで型にはめずにたたらそのものから作品を作り上げていきます。
鼎(てい)
・2つの耳と三脚を持っています。
・香炉もこの型のものが多いです。
泥漿鋳込み
・吸水性のある石膏型に泥漿を、流し込み成形する技法です。
テストピース
・顔料や釉薬を変えて試験素地に、塗り焼成温度変化も加味して結果を試します。
鉄砂
・鉄砂や弁柄や鬼板と含有鉄泥を使い、釉下、釉上に絵付をしたものです。
鉄鉢
・僧が托鉢(たくはつ)の時に食物を、受けるのに使う容器です。
鉄砲窯
・窖窯が発達して奥行きが長くなるのと、天井が人工的に構築されて側面に差木孔が並んでいる窯です。
転写絵付け
・文様を紙やフィルムに私物の、物に印刷してそれを器に転写して、同一文様を多数製作することができる技法です。
と行
と行
倒炎式窯
・この構造の窯は吸い込み穴や、主煙道と枝煙道が配置されることにより、窯内焼成温度の上昇が均一化されます。
陶土
・陶磁器をつくるのに適した粘土です。
・磁器用は磁土といいます。
陶板
・陶磁器製の薄い板です。
兜巾(ときん)
・高台中央に削り出された、突切物です。
・茶碗のみどころです。
土偶
・土製の人形です。
・縄文時代の土人形製品です。
とけ
・たたき成形の時に、使うあて板です。
とち
・焼成の時に器が床に熔着してり、反りや歪みがでないように器を載せる台です。
土灰(どばい)
・雑木の薪を燃やした後に残る木灰です。
・釉薬の媒熔剤としても使います。
飛びカンナ
・ハガネの弾力性のある金属で作ったものです。
土風炉(どぶろ)
・茶道具の一つで茶席で、釜を掛けて湯を沸かす道具です。
共箱
・書画骨董で作品を制作した作者本人が箱書をして、作品をおさめた箱です。
土練機
・排土(はいど)を混練する機械です。
泥うち
・成形後の器の表面に、筆やスポンジでドベを叩きつけてでこぼこの、マチエールをつける加飾方法です。
泥まいど
・苦灰岩や、白雲岩です。
・釉や貫入防止剤として使います。
とんぼ
・器の深さや高さを測る道具です。
以上が、た行〜と行でした。
この行でも、たくさんの用語がありました。
次回は、な行〜の行を書いていきます。
最後まで見ていただきありがとうございます。
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